いじめられっ子から障害者になった人生四半世紀

いじめられっ子から障害者になった人生の四半世紀分の話

2017-07-01から1日間の記事一覧

恥ずかしくないんですか

前述のとおり、中学に入ってもいじめを続けていた人物のうちの1人は、同じ部活だった。彼女とはもともと仲が良かったこともなく、まぁ、小学校の時から私の悪口をいっていたし、中学もそのまま引き継いで、私のことが気持ち悪かったんだと思う。ある休日、部…

部活

吹奏楽という部活は、本当に厳しかった。平日はもちろん休日にも活動はあって休みはほとんどないし、その内容も、先輩たちのキツい言葉を浴びながら同じことを繰り返したり、練習をしたりだった。ただ一つ救いだったのは、三年の先輩たちは、練習で厳しい時…

体育祭

私自身が患ったその症状や、親や家族との関係などの経緯は、なにぶん中学生の頃からおよそ10年以上の時間が含まれているため、先に高校中退までの学生時代の話を全てしてしまってから、まとめて話したいと思う。あれはまだ学校に通えていた頃だと思うから、…

苦しさ

あまり学校にいけなくなってからは、ただひたすらに辛く、苦しかった。後にあらためて書こうと思うが、部活の先輩が、同じ部活にいるいじめの首謀者に私をいじめないようにと言ったり、学年主任が彼女を呼び出していじめないようにと言ったりしたのを聞いた…

不登校のはじまり

気づいてみればなんのことは無かった。他の子達との間に微妙に存在を感じる距離も、今では確かめようはないが、私が小学校の時いじめられていたことを知ったからだったのだと今、自分では思う。事実、彼女達は先生や、先輩の手前、私をいじめることは無く、…

変わらない

部活は、親の強い勧めもあって吹奏楽部に入部した。吹奏楽部は、マーチングの大会にも参加していて、全国出場を目指しているところだったので、とても厳しかった。本当は、イラストや漫画を描いたりする穏やかな部活が良く、自分では一生懸命親と話したつも…

中学校

私が在籍していた中学校は、二つの小学校の卒業生があがってくるところだった。私がいじめられていたことを知っている人はもう一つの小学校出身の人は知らないだろうし、私をいじめていた男女のうち男子の方は、元々やんちゃだったこともあり、もう一つの小…

小学校卒業

こうして、毎日、毎日毎日、悪口を言われ、バイ菌扱いをされ、仲間はずれにされた私の小学校生活はようやく終わりを迎えた。そんな毎日毎日あるものなのかと思う人もいるのかもしれないが、実際日によって程度の差はあるが、あるのだ。きっと彼らは毎日学校…