いじめられっ子から障害者になった人生四半世紀

いじめられっ子から障害者になった人生の四半世紀分の話

2017-07-02から1日間の記事一覧

高校生活

初めはとてもどきどきしていた。それでも、周りの子に挨拶をしたり、一生懸命話に加わったり、出来るだけ暗いところのないように、明るい性格だと見てもらえるように、自分に出来ることを精一杯にやった。挨拶をしてくれる子ができた、一緒に教室を移動した…

高校入学

高校は、小学校も中学校も同じでない、つまり誰も知っている人がいないところへ進学した。勉強が足りず、公立高校には落ちてしまったが、それでも私立の進学校に入学することができた。やはりそれなりの公立高校へ進学することが、私の住んでいる地域では良…

世界で一番辛い人

学校へあまり行かなくなった頃から、これは高校までにかかってくる話でもあるのだが、「もっと辛い人はたくさんいるんだから」とよく言われた。「私の知り合いの学校の子は机の上にわざと花を置かれたりもしていたらしい。それに比べたらまだいい方だ」「世…

中学生生活

中学生の時はいじめられていたことよりも、自分の中の不安や焦りや恐怖など様々な感情がないまぜになって精神的に不安定だったことが私の中を占めすぎていたためか、もう死ねという言葉も、悪口も陰口もからかいも日常のことと慣れてしまっていたからか、あ…

中学校の先生

中学校でのいじめが始まって当初は、先生に助けてもらおうなんて期待はしていなかった。小学校の時のことがあったし、先生はみんなおなじだろうと思っていた。しかし親が学校へいじめの事を相談してからは、色々な先生がいることを知った学校にいようがいな…