いじめられっ子から障害者になった人生四半世紀

いじめられっ子から障害者になった人生の四半世紀分の話

不登校のはじまり

気づいてみればなんのことは無かった。


他の子達との間に微妙に存在を感じる距離も、今では確かめようはないが、私が小学校の時いじめられていたことを知ったからだったのだと今、自分では思う。


事実、彼女達は先生や、先輩の手前、私をいじめることは無く、必要があれば話したが、必要が無ければ話すことも関わることも無かった。


また自分の悪いところに気づけなかったとも思ったし、そりゃぁ、いじめっ子と同じ学校に進学したのだから、仕方がないのかもしれないとも思った。

学校に行くのは、不安と、緊張が伴った。



1年生の、いつごろだっただろうか。

正確には覚えていない。

それがじわじわとやってきたのか、ある時糸が切れるようにやってきたのかも分からない。

どうしていままでや小学校の時にあんなに学校に通えていたのかもわからない。

学校を休みがちになったことは、次第に不登校に繋がった。