いじめられっ子から障害者になった人生四半世紀

いじめられっ子から障害者になった人生の四半世紀分の話

2017-07-03から1日間の記事一覧

自分の存在価値

小学校の頃からテストの点数が悪いわけではなかったが、中学校に入って初めてのテストで学年で3位の成績を取ることができた。親を始め周囲の人間に褒められたことは、小学生の時からいじめられていた自分にとって、久しぶりに他人に認めてもらえた瞬間でもあ…

主な症状

はっきりと症状が現れたのがいつだかは覚えていないのだが、覚えている限りで中学生頃から高校生、大学に入るまでのおよそ5、6年だか7年だかは少なくともこの主な症状と共に生きていた。強い恐怖感や焦り、不安感に襲われる。それらの感情が自分の中でぐるぐ…

症状と通院、家族との関係

以上が、私の小学校から高校までの生活である。ここからは中学の頃から高校中退以降、大学に入る前までの、私に現れた症状や、それに関わった人の話、通院について、家族との関係などの話を、少しずつして行こうと思う。

留年と中退。

親にはとても怒られた。どうしてまた行けないのだと。せっかく同じ中学の子がいないところへ行ったのに、なぜ行けないのだと。中学の時と同じく、引きずられるようにして学校に行くこともあった。クラスの子達は私が学校にいるのを見るととても心配そうに、…

トラウマ

今改めて思えばそれはトラウマのようなものだったのだと思うのだが、高校入学してからは、人の目がとても恐ろしかった。みんなは私をいじめたりしない。現にこうして、春を終えた今でも仲良くしてくれてるじゃないか。風邪をひいて休んでも、心配をしてくれ…