いじめられっ子から障害者になった人生四半世紀

いじめられっ子から障害者になった人生の四半世紀分の話

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

きらい

小学校のクラブ活動では金管バンド部に所属していた。金管バンド部で、打楽器の、小太鼓を担当していた。クラス内で嫌厭されていていたこともあり、同学年の子とは距離があったが、他学年も多く所属している事もあり、楽器が違えば話す機会も少ないし、クラ…

手紙

小学生の頃は、携帯を持っているというのは稀で、まだまだ手紙というコミュニケーションツールが主流だった。授業中や、休み時間に、小さなメモ用紙に何か書いてはそれを上手い具合に折りたたんで、渡したり、交換していた。ある休み時間の終わりがけ、自分…

グループ内での優劣

「キモいグループ」と言われていた私とその友人達のグループ内でも、過ごしているうちに次第と人の優劣が出てきていた。1番上は他のグループの人とも話せるような。いわばクラスでいうと中立的な人。真ん中は、グループ内で誰とでも平等に接せる人。下はクラ…

小学校の先生

いじめという嫌がらせを受けて、誰かに助けを求めたり、声をあげたりしたことがない訳ではなかった。特に一緒に過ごすグループ内の友人も嫌がらせ等受けていたりすると、同じ仲間がいる分声をあげやすかった。当時、私達は先生に訴えれば少しはこの問題が解…

きもいグループ

小学生当時、キモいと疎まれていた私でも、数人の友達がいた。友達と言うよりは、クラス内でできる複数の「何をするにも一緒」のグループから溢れた数人で集まった、周囲のグループから「キモいグループ」と言われるような、いわゆるイケていない、余り者グ…