いじめられっ子から障害者になった人生四半世紀

いじめられっ子から障害者になった人生の四半世紀分の話

一番最初

一番最初に、いじめという行為の代表的な悪口だとか

嫌がらせを受けた時は、私自身「自分がいじめられている」とは思っていなかったと思う


ただ、小学校の中学年の頃からだったか、座っている時の所作や、手が口に触れた時の仕草を笑われたり、なにか失敗をした時の「ばーか」という言葉だったり、国語の授業で褒められた自分の作文を休み時間中に読み上げられてからかわれたり

そういう、たまにある一つ一つの小さな出来事が、今思えば最初だったのではないかと思う


低学年の時から、帰り支度のスピードをまわりに合わせられず置いていかれたり、どんくさいところが多々あったそうなので、そういう所が嫌がられたのか、どんくさいからこそからかい易かったのか、からかいがいがあったのかもしれない。



小さな嫌がらせを受けた時は、もちろん嫌な思いだったが、それ以上に怖いという思いもあったと思う


自分を攻撃してくる強い性格の人物達にはもちろん、その人たちがしてくるからかいや、悪口や、

自分の些細な一挙手一投足もからかいの対象になると思うと、なにをするにもとても緊張していたように覚えている



そんな私を怖い思いにさせる小さな出来事は、そのうち、気持ち悪がられ、バイ菌扱いをされ、仲間はずれにされる行為に発展し、気づけば日常の出来事になっていた